シネフィル気取りのブログ

1日1本は映画見ようかと ショットやモンタージュ、映画の本質を読み解ける人間になるため日々精進

クレイジーリッチ見終わって

映画では人って左から右に動くのが基本なんだそうです
なんでも映画を見る人間が左から右に見るからだそうです
この作品の飛行機でのプロポーズ前も左から右でしたね

少し微妙かなーと思ったのはシンガポール(だったはず)の街並みの豪華さを魅せるためにズームアウトして遠景を映すってのが2回はあったんですけど
登場人物たちが騒いでるのからズームアウトすると登場人物たちの中心性というか絶対性が薄れる感ありました

基本色は緑と白でした
マージャンの牌もそうでしたね

ヒロインが父親を理由にあーだこーだ言われて逃げ出すシーンは追っかける形で撮ったんですかね(当てずっぽ)

緑の指輪は言うまでもなく義母のものでつまり義母に認められたっていうエンドでしたね

その前の義母とヤンの心理的距離を表した立ち位置と義母の不安そうな顔のショットは印象的でした

楽しいシンデレラストーリーの映画だったと思います(中国とアメリカの価値観の違いはストーリーとしてはいい設定でした、ロミオとジュリエットみたい)